好き、の戦闘力
インフルエンザ流行ってますね。みなさんは大丈夫ですか?
私は何を思ったのか予防接種の直後にビールとハイボールを5杯くらい呑んで無駄にしてしまいました。アホかよ。でも風邪もひかず元気です。
その日は、自担A.B.C-Z戸塚祥太くんの誕生日だったから、はしゃいでたんだな〜
そんな戸塚くんのジャニーズWeb連載「伝打伝助」が、2018.2.28をもって、終了しました。
戸塚くんのことを客観的に伝えてくれるこの連載は、戸塚祥太名義の文章よりも、心の深い場所にある言葉をくれる、本当に大切な場所で。意味がわからなくて困惑することもあったけど戸塚くんの心の形に触れられた気がして、嬉しくなったり悲しくなったり悔しくなったり。でも、戸塚くんを担当した事に毎回幸せを感じる連載でもありました。
さて、2月29日になる瞬間。
ドキドキしながら携帯を握りしめて、リロードした時には「ページが見つかりません」だった。分かってたけど、泣いてしまった。無理だった〜…
急に身の上話なりますが、父親の仕事の関係で幼稚園、小学校をそれぞれ3校、高校入学をきっかけに転勤を、県内や隣の県ではなくて、かなりの距離を跨いでの転校を経験してます。
最初は動物園のパンダみたいに見られて、質問攻めにあうけど1週間過ぎたころにはみんなの興味は薄れ、「引っ越しても友達だよ」は9割が社交辞令なことは幼稚園児でもわかった。
転校ってどんな感じ?って聞かれてこういう話をするとかわいそうって言われることがあるんだけど勝手に同情してくれるなよな〜〜〜〜〜!!!!そのリアクション求めてないです〜〜〜#求つけてないです〜〜〜!!ってなる。
この頃約束されていたこといえば
・年末にはKinKi Kidsのコンサートに行けること(母に大感謝)
・年に4回aikoの会報が届くこと
・神木隆之介くんはいつ見てもかっこいいこと(えび担前はアミュオタだった)
・ラブandベリーは毎シーズン新作のお洋服が出ること(狂ったようにカード集めてた)
くらい。
どんなに学校で疎外感を感じても、好きなもので固めた自分の部屋だけは約束された空間だった。そこも仮住まいではあったけど。
そんな生活を送ってたから、終わりが見えている状態でのスタートに慣れてしまって、しかも自分から終わらせることが基本だったから、反対に終わりを告げられることにめちゃくちゃ臆病になってしまった。
国語の文章読解が特に好きだったのだけど、授業で読み終える前に転校して、すぐ別の教科書を与えられて、物語を完結させられないままってこともよくあった。あの時の不完全燃焼感を味わいたくないから、今こうして書いてるのだと思う。
戸塚くんのことを知り始めた時、自分の立場や、見た目に関係なく好きを纏って立つ戸塚くんは世界一かっこいいと思った。
(その頃の戸塚くんは誰かになりたくてもがいてたのかもしれないけど)
実際、私は伊坂幸太郎作品もBUMPもミスチルもジョニーデップもジャスティンも通ってきてはないのだけど、戸塚くんが愛おしく思うものたちがずっと続くように祈っている。
私の人生はいつも誰かの影響を受けてる。趣味嗜好の選択が可能ってことだけは、約束された事実だったから。
もし、これまで影響をうけたあれやこれがなかったとしたら、自分で自分を肯定できなかった。立ってすらいられなかったと思う。
戸塚くんがそうだとは言えないけど、そういう節を感じることがあって、ちょっと嬉しい。
伝さんが言及していた心の形、について。
正直、変えるフリを余儀なくされることも何度かあった。それでもなんとか生きてこられたのは、間違いなくオタクである自分がいたからだった。これからもそうなんだと思う。
あの頃よりも歳をとったし、戸塚くん(伝さん)という最強の味方がついてるし、きっと何があっても大丈夫。
戸塚くん、伝さんありがとう。たった月324円で、いろんなことを教えてくれて本当にありがとう。
「この先もずっと君の愛するものが、君の世界を美しくする」
最近たまたま本屋さんで見かけた帯に書かれてた言葉。
これからも自分のために、好きなものに正直に生きてく。
出来ることより出来ないことの方が多いけど、「好き」をたくさん詰め込んだ自分の戦闘力は、かなり高いはず。