Don't think, feel.

七色光るダイブ

夏は終わるけれど終わりじゃないのさ

地元で行われるお祭りが嫌いだった。

幼少期から転勤を繰り返してきた私には地元と呼べる場所がなくて、その土地にずっと住んでいる人たちに囲まれる時間が苦痛で仕方なかった。

自分はどこにいても借りものでしかないんだと、思わされるようで。

 

だから、そんな私がA.B.C-Zを好きになったのは自然なことだったのかもしれない。

 

5Stars5YearsTour、私的最終日が昨日終わりました。

ツアーが発表された時、口では入りたいと言っていたけど、就活だって卒論だってあるんだし、と自分を律してたはず.....が、振り返ってみたら8公演。(お譲り頂いた皆様ありがとうございました。)

何が自分を律するだよ。全然出来てないじゃーーーーん!!!

でも後悔しないのがいちばん大事!

 

A.B.C-Zを好きになって3度目の夏。

一緒に過ごすのは2度目の夏。

おととしの夏、A.B.C-Zのことを認識した当初は、私の苦手な地元感が強いグループだなって思ってたんだけど、違った。(せっかくブログ立ち上げたんだし、今度ゆっくり好きになった経緯書いてみたい)

教室の隅っこに座ってぼーっとしてたわたしを腕を引っ張って真ん中に連れていくんじゃなくて、隅っこに近付いてきてくれた。そんな感覚が、A.B.C-Zを好きになってから、何度かあった。

 気がついたら隅っこから教室の真ん中に移動していて、あんなに隅っこが好きだったはずなのに、この場所から動けそうにない。

 こんなに暖かくて居心地のいい場所を知らないや。困ったなぁ。(にやけ顔)

去年、SLTコンで戸塚くんは「俺達の帰ってくる場所はみんなの前」って言ってたけど、私にとっても帰る場所はA.B.C-Zとえび担さんの前になってる。もうズブズブの関係だ〜い!!!

 

夏に青春をした記憶が無い私にとって、今年は遅れてきた青春を取り戻す夏だった。

この夏の記憶を抱えたまま今後生きて行けるのだと思うと、それだけで泣きそうになる。

 

A.B.C-Zを好きになって本当によかったな。

正直、えび担じゃなかったら去年と今年、どんな夏になっていたのか全然想像出来ない。

 

大宮の夜公演後、帰りたくなくて連番してた友達にオールに付き合ってもらって始発で帰った。

地元の駅に着いて買ったおにぎりを我慢出来なくなって歩きながら食べたら、パサついてて悲しくなった。

でも、もしかしたら大好きな5人だって、こんな風に感じる日があるかもしれない。

そう思えるのは、A.B.C-Zがいつも日常に寄り添ってくれているから。


MCで脇毛・毛穴の話、焼肉屋でお腹下した話、前に好きだった人の話、好きなコーヒーの話...
特にホールの内容はただのカフェでの会話だった(笑)

コンサートという非日常のなかで、超日常会話をしてくれるA.B.C-Zが大好きだよ。

もちろんよそ行きの顔も。これも普段のA.B.C-Zを知っているからこそなのかもしれないけど。

 

こっち側に見せてる景色は嘘偽りだ、って誰かに言われても、そんな言葉に揺れないくらい、A.B.C-Zのことを信頼してしまっている。

だってアイドルに裏切られることはあっても、僕たちは裏切らないから、みんなも裏切らないで、ってアイドルに言われることある?なくない?ないわ(断言)(河合くんの言葉だよ)

 

 ファンがアイドルに対して感じていることを、A.B.C-Zは分かってるんだ。だから同じ目線で、同じ景色を共有できるんだよね。

たくさんいるアーティストの中からA.B.C-Zを選んでくれてありがとうって戸塚くんは言ってくれたけど、こちらこそ選ばせてくれてありがとう。

A.B.C-Zのおかげで日常も楽しいです。

 

今日の東京は、涼しい風が吹いていてほんとに夏が終わってしまったみたいだ。

でも、イヤフォンから『夏は終わるけれど終わりじゃないのさ』って流れてきたから、大丈夫。

この夏は幻じゃない。

 

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